「ヴェンゲルを思い出す」中村俊輔の元同僚がポステコグルーの手腕と慧眼を称賛!「とくに旗手と古橋は…」

2022年02月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「これ以上ないほど喜んでいる」

ポステコグルーに賛辞を贈ったのがセルティックOBのトンプソンだ。(C)Getty Images

 セルティックのレジェンドOBは、アンジェ・ポステコグルー監督が1年目から大きな成功を収めることを期待している。そして、チームを再生させた指揮官の姿にある名将を重ねているようだ。

 すでにリーグカップで今季最初のトロフィーを手にしているセルティックは、リーグ戦でも今月の宿敵レンジャーズとのオールドファームを制して首位に浮上。スコティッシュカップでも準々決勝に勝ち進み、国内3冠の可能性を残している。

 2000年代前半にセルティックで活躍し、引退後にアシスタントコーチも務めたアラン・トンプソンは、現在のポステコグルーにかつて自身が指導を受けたマーティン・オニールを思い出すようだ。オニールは就任1年目の2000-01シーズンにセルティックで3冠を達成した。

『Daily Record』によると、中村俊輔とも共闘したMFは、ポステコグルーが就任してからのセルティックについて、「これ以上ないほど喜んでいる。チームにはエナジーとフレッシュさがあり、それは見ていて素晴らしい」と賛辞を寄せている。

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「ポステコグルーとオニールの比較を問われるけど、似ている点はあると思う。彼もレンジャーズが優位とみられているときに来た人だしね。(ポステコグルーが)マーティンの軌跡を追い、1年目から3冠を達成するのを見たい。その可能性はあると思う」

 だが、トンプソンはポステコグルーの手腕に、マーティンよりもアルセーヌ・ヴェンゲルを思い出すと話した。「アンジェでより思い出すのはヴェンゲルだ。それは日本サッカーでやっていたことだけが理由じゃない」と続けている。

「非常に早くに自分のアイデンティティをチームやクラブ全体に植え付けたからだよ。それに、彼の人材登用には感心せざるを得ないね。特に私の目を引いたのは、レオ・ハタテとキョウゴ・フルハシだ」

 旗手怜央や古橋亨梧のほか、前田大然と井手口陽介も加えた4人の日本人選手を擁するポステコグルーのセルティックは、オニール政権のような快挙を成し遂げることができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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