「フランスの雑誌や新聞が彼を殺した」アグエロ、メッシ酷評の仏メディアに苦言!「友人だから言っているわけではない」

2022年02月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

パリSGのOBは「何ももたらしていない」と痛烈批判

アグエロ(奥)は、親友メッシ(10番)のプレーをしっかりチェックしているようだ。(C)Getty Images

 昨年12月に不整脈で現役引退を余儀なくされたセルヒオ・アグエロが、リオネル・メッシを叩くフランス・メディアに苦言を呈した。英メディア『talkSPORT』が伝えている。

 バルセロナを電撃退団し、昨夏にパリ・サンジェルマンへ加入したメッシは、国内リーグではわずか2ゴールと苦戦も、チャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージでは、5戦・5発と流石の決定力を披露。しかし、15日の決勝トーナメント1回戦・レアルマドリー戦(〇1―0)では、痛恨のPK失敗も犯し、土壇場で決勝点を奪ったキリアン・エムバぺの陰に完全に隠れる結果に終わった。

 現地紙『L'Equipe』が採点記事で10点満点中3点とするなど、34歳のアルゼンチン代表FWには厳しい評価が下されるなか、アグエロは自身のTwitchチャンネルで反論。「レオはいいプレーをしていたし、(相手の)ラインを崩していた。友人だから言っているわけではない。彼は優秀で、とてもアクティブだった」と、親友を擁護している。

「フランスでは、雑誌や新聞が彼を殺した。僕はフランスの雑誌のインタビューを受ける予定だったけど、『レオ・メッシを応援しているからダメだ』と言ったよ。だから『さようなら、またね』ってね。僕は今、怒っているんだ」
【動画】メッシが痛恨のPK失敗も、エムバぺが圧巻の個人技で決勝弾!マドリーとの激闘をチェック
 一方、以前にはメッシを庇う発言をしたカリム・ベンゼマに噛みついた、元パリSGのジェローム・ロテンは、バロンドール7度の受賞を誇る後輩を痛烈に批判。「もちろん商業面ではレオ・メッシを獲ったことは素晴らしいことだ。人々はメッシのプレーを見るためにやってくる。しかし、スポーツ面では、彼はPSGに何ももたらしていないことを認識しなければならない」とバッサリ切り捨てている。

「技術的なミス、ボールロスト、PKの失敗など、誰にでも起こりうることだ。何より彼の行動が問題なんだ。スパイクに視線を落とし、不機嫌そうにしている」

 メッシは本来の調子を取り戻し、エムバぺ、ネイマールらと共に、悲願のCL制覇をパリSGにもたらすことはできるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】「美人すぎる」、「セクシーすぎる」フットボーラーの妻&恋人たち

【PHOTO】C・ロナウド、アグエロ、ベンゼマ、イブラ、ポグバetc…世界的名手たちが誇るスーパーカーを厳選&一挙紹介!

次ページ【動画】メッシが痛恨のPK失敗も、エムバぺが圧巻の個人技で決勝弾!マドリーとの激闘をチェック

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事