「日本で注目すべきは先発以外の選手」豪州メディアが森保Jの“タレント力”に驚嘆!「旗手、三笘、久保、堂安、古橋…驚くべき層の厚さだ」

2022年02月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「両国のコントラストは際立っている」

久保(左)や三笘(右)がベンチに控える日本の層の厚さに敵国メディアも脱帽のようだ。(C)Getty Images

 日本代表は来月24日、カタール・ワールドカップのアジア最終予選で、オーストラリアとのアウェーゲームに挑む。勝てば7大会連続の本大会出場が決まるが、負ければ得失点差で3位に転落するという、文字通りの大一番だ。

 日本を迎え撃つ豪州のメディア『Optus Sport』は、しかし森保ジャパンの"タレント力"に驚いているようだ。お互いに、戦術や選手起用に対して国内メディアから批判の声があるとしつつ、「プレースタイルに対するフラストレーションは両国で似ているかもしれないが、それぞれの監督が起用できるタレントの厚みを考えると、両国のコントラストは際立っている」と伝えている。

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 そして、同メディアは「日本で注目すべきは、スタメンに名を連ねている選手ではなく、名を連ねていない選手だ」とし、ベンチスタートや招集外となっている中にタレントがいると綴っている。

「Jリーグ王者の川崎フロンターレから125万ポンドでセルティックに移籍し、アンジェ・ポステコグルーのチームで即座にインパクトを与えた旗手怜央は、23人の中に入ることができない。同じことが三笘薫にも当てはまる(中国戦・サウジアラビア戦の招集時は故障中)。ブライトンから貸し出され、ベルギーで首位を走るユニオン=サン・ジロワーズでプレーする元川崎の彼もセンセーショナルな活躍を見せている」

 記事は、さらに最終予選でマジョルカの久保建英が127分、PSVの堂安律が32分しかプレーしていないと指摘。セルティックの古橋亨梧と前田大然も重用されていないことを紹介し、こう結論づけている。

「日本はこれらの選手がいなくても大部分を賄うことができ、それでも出場権を得ることができるという事実は、彼らの驚くべき層の厚さを物語っている」

『Optus Sport』は日本の選手層に脱帽のようだが、ピッチに立てるのは11人。森保一監督が「スタメン以外の選手」をどう起用するのか、注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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