現地スコットランドで、一躍注目を浴びているのが、今冬に川崎フロンターレからセルティックに移籍した旗手怜央だ。

　デビュー戦でいきなりマン・オブ・ザ・マッチに輝いた24歳は、２戦目で鮮烈な初ゴール。さらに、宿敵レンジャーズとのオールドファームでは、２得点・１アシストという衝撃の活躍を見せ、ここまで６試合で５ゴールに関与（３ゴール・２アシスト）する強烈なインパクトを残している。

　ただ、その大一番の後、アンジェ・ポステコグルー監督は、「ハタテのフィットネスはまだ万全ではない」とし、横浜F・マリノスの指揮官時代から知るMFが本領を発揮するのはこれからだと示唆した。

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　その言葉を引き合いに、英国メディア『GiveMeSport』で、「セルティックの人々は、まだハタテが水準に達していないと考えている。他のチームにとっては、恐ろしい」と語ったのが、英国人ジャーナリストのピート・オルーク記者だ。

「６試合で５ゴールに絡んでいる旗手が、さらに良くなるとは想像しがたいが、それが事実でなら、ポステコグルーにとっては朗報だ」

　記者は、「彼はセルティックでの短いキャリアですでに大きなインパクトを与えており、６試合のうち、１試合の例外もなくすべてをスタメンだ。つまり、加入間もないにもかかわらず、すでにレギュラーとしての地位を確立している」と続けている。

　最後に、「彼がこの印象的なパフォーマンスを維持するなら、セルティックがリーグタイトルを奪回する助けになるだろう」と語ったオルーク記者。旗手がリーグ制覇のキーマンになると考えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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