シーソーゲームを制したセルティック、リーグ戦7連勝で首位キープ!旗手怜央と前田大然は76分までプレー

2022年02月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

同点に追いつかれたわずか1分後に…

精力的に動き回り、勝利に貢献した前田(左)と旗手(右)。(C)Getty Images

 現地時間2月9日に開催されたスコットランド・リーグ第26節で、日本人選手4人が所属する首位のセルティック(勝点60)は、7位のアバディーン(同29)と敵地で対戦。古橋亨梧と井手口陽介が故障でベンチ外となるなか、旗手怜央と前田大然はそれぞれ左インサイドハーフとCFで先発出場した。

 リーグ戦6連勝中で19試合負けなしのセルティックはこの日も立ち上がりから主導権を握り、10分には相手のクリアにペナルティエリア内で反応した旗手が右足でシュート。しかし上手くミートせず、GKウッズに難なくキャッチされる。

 13分には、オーバーラップした右SBラルストンのクロスから、前節に加入後2点目を奪った前田がヘディングで合わせるも、枠を捉えられない。

 迎えた16分、今冬に旗手らと共に加入したオーライリーのクロスを、ジョッタがファーで押し込んで先制点を挙げると、その3分後には今度はオーライリーが左足で放ったシュートが相手に当たってゴール。リードをあっという間に2点に広げる。

 なおも押し込むアウェーチームは、37分には旗手のパスからエリア内に抜け出した前田が、中央へグラウンダーのクロスを送り込み、絶好機となりかけるが、味方にパスは繋がらない。
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 2―0で折り返すと、後半は反撃に出たアバディーンに押し込まれ、56分にグラウンダーのFKからラミレスに1点を返される。これで勢いに乗せてしまい、61分にも再びFKから今度はファーガソンにヘッドを叩き込まれ、同点に追いつかれる。

 それでも、そのわずか1分後に突き放す。エリア内で上手くパスを受けたジョッタが、右足で流し込み、すぐさま勝ち越しに成功した。

 以降はオープンな展開となり、70分には前田がオーライリーのスルーパスで抜け出し、スライディングしながら右足でシュートを放つも、相手にブロックされる。

 そして76分に、セルティックはこの試合最初の選手交代を行ない、旗手と前田はここでお役御免となった。

 その後、スコアは動くことなく、白熱の一戦は3―2で終了。セルティックはリーグ戦7連勝を果たし、首位をキープした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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