２月６日に行なわれたFAカップの４回戦で、南野拓実が所属するリバプールは、２部のカーディフをホームに迎え、３－１の快勝を飾っている。

　４－３－３の右ウイングで公式戦４試合ぶりのスタメン出場を果たした南野は、１－０で迎えた68分に魅せる。途中投入された新戦力のルイス・ディアスが敵のペナルティエリア内でボールを奪い、折り返し。ディオゴ・ジョッタが触れたボールを後ろから走り込んできて右足で捉え、追加点を奪ってみせた。

【動画】名将クロップも称賛！南野が決めた貴重な追加点をチェック

　日本代表の一員として中国戦、サウジアラビア戦を戦い、後者では最終予選初ゴールを決め、勢いそのままにクラブでもネットを揺らした南野について、リバプールのユルゲン・クロップ監督が試合後にコメントした。クラブの公式ホームページに掲載されている。

「タキは日本で目に見える結果を残した。日本に行く前も、彼はいいパフォーマンスを見せていたし、本当に良い時期を過ごしている」と切り出したドイツ人指揮官は、そのパフォーマンスをこう称賛した。

「今日は本当に良いプレーをしてくれて、素晴らしいゴールを決めた。もし彼が望むなら、（日本に）もう少し長く滞在することができたが、すぐ戻ってきた。早く戻ってきたいという彼の素晴らしい振る舞いのおかげで、今日、スタメンで使うことができたんだ。これは我々にとって、とても良いオプションになる」

　最後に「彼はとても良い状態だ」と繰り返した指揮官だが、カップ戦で活躍しても、プレミアリーグでは、先発で起用しない状況が続いている。

　公式戦出場19試合での７ゴール目が、クロップへのアピールとなったか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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