浦和が新助っ人獲得に動く? 欧州メディアがオーストリア代表FWとの交渉を明かす「再オファーの可能性も…」

2022年02月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

日本からの高額オファーに前向き」

ヨーロッパリーグでゴラッソを決めるなど実績も豊富なゴイギンガー。日本へやってくる可能性はいかばかりか。(C)Getty Images

 2月18日のJ1開幕に向け、各チームが着々と準備を進めるなか、リーグ制覇を掲げる浦和レッズは、さらなる戦力強化を目指しているようだ。

 リカルド・ロドリゲス体制2年目で、3か年計画の最終年でもある浦和の今季の目標は「結実」(西野努テクニカルダイレクター)。もちろんJ1制覇をターゲットに据えているが、完全に戦力が揃っているとは言い難い。

 とりわけ最前線の駒不足は否めない。興梠慎三がコンサドーレ札幌へレンタル移籍したため、現時点でFW登録の選手はキャスパー・ユンカーと高卒新人の木原励しかいない。元スウェーデン代表MFのダヴィド・モーベルグもセカンドトップ的な役割を担えるが、それでも手薄なのは間違いない。

 西野TDも「まだ完成したとは思っていません。最後のピースについては、活動中です」と明言した通り、新たなアタッカーの獲得に水面下で動いているようだ。現地時間2月5日、オーストリアのメディア『Kurier』は、LASKに所属する同国代表FWトーマス・ゴイギンガーの獲得オファーを浦和が出していると報じた。

 今月2日にも、現地メディア『SPOX』などで、浦和がゴイギンガーの獲得に動いていると報じられていた。しかし、当人と2024年6月までの新契約を締結したばかりのLASKは、「放出には応じない」との見方だった。

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 そうした経緯をふまえたうえで、『Kurier』は、ゴイギンガーが「日本からの高額オファーに前向き」で、浦和の動向についても「拒否されたオファーの増額などをふまえた再オファーをする可能性がある」と報道。4月1月までとなっている日本の移籍市場まで交渉を続けるとレポートしている。

 今シーズンも国内リーグで16試合に出場して3ゴール・3アシストとまずまずの成績を残しているゴイギンガー。主戦場は右ウイングながら、最前線でも機能するため、層の薄いCFのバックアッパーとしての役割は果たせそうだ。

 なお、オーストリア・リーグは現地時間3月7日で最終節を迎えるため、『Kurier』は
「少なくともLASKはそこまでは保持したいと考えているはずだ」としている。

 果たして強力な助っ人は日本にやって来るのか。今後の動向を見守りたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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