元日本代表の今野泰幸（南葛SC）が、DAZNで配信中の元日本代表DF内田篤人氏の冠番組『内田篤人のFOOTBALL TIME』に出演。海外移籍を拒否したエピソードを明かした。

　内田氏から、「海外からオファーとかあったんですか？」と尋ねられた今野は、「あった。イタリアのレッチェとか」とクラブ名を明かした。

「イタリアの代理人が、（アテネ）オリンピックで（イタリア代表と）対戦した時の僕をすごく気に入ってくれて、『どうしてもイタリアに連れて行きたい』となって、必死に連れて行こうとしてた」

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「なんで行かなかったんですか？」と内田氏が聞くと、今野は「怪我とかもあって」と答えた後、こう本音を打ち明けている。

「当時、海外でプレーしている人って、日本代表でバリバリに活躍している人だけだった。ヒデ（中田英寿）さん、中村俊輔さん、稲本（潤一）さんとか。まだ日本代表でも活躍していない自分がイタリアに行っていいのかという不安がめちゃくちゃ大きくて」

　ドイツの名門シャルケで活躍した内田氏が「行ってたら、また変わってたかもしれないですよ」と話すと、「でも、Jリーグでずっとプレーしたっていうのも、それはそれで良かった」と返答。J１とJ２を合わせて563試合に出場している39歳に、後悔はないようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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