「コイツすげぇな」内田篤人が衝撃を受けた10年W杯の“サポートメンバー”とは?「俺ら23人をチンチンにしてた」

2022年02月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「とにかくメンバーに残りたいという思いはあった」

南アフリカW杯についてのエピソードを明かした内田氏。(C)DAZN/Suguru Saito

 元日本代表DFの内田篤人氏が、DAZNで配信中の冠番組『内田篤人のFOOTBALL TIME』の最新回で、2010年の南アフリカ・ワールドカップ時のエピソードを明かした。

 この回には、その10年W杯と4年後のブラジル大会で共闘した今野泰幸(南葛SC)がゲスト出演。内田氏から「南アフリカの時は覚えてます?」と聞かれると、次のように回顧した。

「直前のコートジボワールとの試合で(右足の)内側を怪我して。(日本帰国も)頭をよぎった。痛さはあったけど、ワールドカップなんてそんな簡単に行けない。この先どうなるかわからないし、とにかくメンバーに残りたいという思いはあった」

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 日本代表では守備のスペシャリストとして93キャップを刻んだ名手は、「病は気からというけど、2日したらもう走ってた。テーピングをガチガチにして、絶対にメンバーに入りますよというアピールをしていた」と振り返った。

 その時点で、すでに23人の本大会登録メンバーには選ばれていたが、今野が急ピッチでアピールしたのは、気になる存在がいたからだという。

「サポートメンバーの香川真司が、めちゃくちゃ調子良くて」

「香川真司がいちばん上手かった。コイツすげえなと思ってましたもん。俺ら23人をチンチンにしてた」と内田氏が同調すると、今野はこう続けている。

「怪我をしたので、僕がアウト、香川真司がイン、がよぎった」

 ちなみのその大会のサポートメンバーは、セレッソ大阪の香川のほか、酒井高徳(新潟)、山村和也(流経大)、永井謙佑(福岡大)の4人だった(所属は当時)。本大会には選出されなかったとはいえ、ドルトムントへの移籍が決定していた香川は、一目置かれる存在だったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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