日本代表の元10番も、試合をチェックしていたようだ。

　２月１日に開催されたカタール・ワールドカップ（W杯）アジア最終予選の第８戦で、森保ジャパンは、首位のサウジアラビアと埼玉スタジアムで対戦。２-０で快勝し、５連勝を飾った。

　32分に右サイドを突破した伊東純也のクロスから南野拓実が先制点を挙げた日本は、50分にも伊東が右足で強烈なシュートをネットに突き刺して追加点。堅固なディフェンスでサウジに反撃の糸口を与えず、このリードを守りきっている。

　今冬にギリシャのPAOKを退団し、ベルギーのシント＝トロイデン（STVV）に移籍した香川真司は、２月２日付けでベルギー紙『Het Belang van Limburg』に掲載されたインタビューの中で、この森保ジャパンの戦いについて言及している。

【写真】デビューが迫る香川真司の最新トレーニングの様子をチェック

「あなたの頭の中で、代表チームへの思いはどのぐらい強いですか？」という質問を受けた香川は、次のように返答した。

「日本代表はちょうど重要な国際試合を終えたばかりだね。（同じベルギーでプレーする）ヘンクの伊東選手がゴールを決めて嬉しかった」

　新天地を求めた32歳は、「たしかに、カタール・ワールドカップのことはいつも考えているよ。自分が出るためにね、なぜダメなんだい？」と続けている。

　STVVの入団会見の時にも、「この２年間代表には絡んでいないですけど、その思いは非常に強く感じていますし、今年はワールドカップイヤーでもあるので、そこの目標は常々持っています」と語っていた香川。いまや「日本のエース」といってもおかしくない存在になりつつある伊東の活躍に、刺激を受けたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】「美人すぎる」、「セクシーすぎる」フットボーラーの妻＆恋人たち

【PHOTO】Ｃ・ロナウド、ネイマール、アグエロ、ポグバetc…世界的名手たちが誇るスーパーカーを厳選＆一挙紹介！