3位豪州、オマーンと2-2ドロー決着で2位日本が俄然有利に! 3月の直接対決を前に勝点差は「3」に拡大

2022年02月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

プレーオフ進出は上位3チームのいずれかとなることが決定

オーストラリアは15分にボイル(写真)がPKを獲得し、これをマクラーレンが決めて先制。(C) Getty Images

 カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のグループBは、8節を終了して依然としてサウジアラビアが首位をキープしたものの、ホームで勝利を収めた2位の日本が1ポイント差に肉薄。3位のオーストラリアは、オマーンと引き分け、日本との勝点差は「3」に広がった。
 
 日本がホームでサウジアラビアに2-0の快勝を収めた4時間後、オーストラリアは敵地でのオマーン戦を迎えた。キックオフ時点での日本とオーストラリアの勝点差は「4」。オーストラリアは開始15分、マーティン・ボイルがPKを獲得し、これをジェイミー・マクラーレンが決めて幸先よく先制する。しかし追加点が遠く、逆に54分にアブドゥラ・ファワズに同点弾を叩き込まれる。

 それでも、オーストラリアは終盤の79分にアーロン・ムーイが勝ち越し弾を挙げ、2-1とリードを奪う。だが、粘るオマーンも終了間際にPKを獲得し、これを再びファワズが決めて同点に。試合はこのまま2-2のドローで決着した。

 これでオーストラリアは勝点15となり、2位の日本との勝点差は今節前の「1」から「3」へと拡大。3月24日にオーストラリアで行なわれる次戦の直接対決を前に、日本が俄然有利な立場となった。ただし、日本はオーストラリアに得失点差で3ポイント遅れをとっているため、仮に直接対決で1点差で敗れると勝点で並ばれたうえに、得失点差で5ポイント差をつけられるという危機的状況に陥り、最終戦を迎えることになるため、油断はできない。

 最終戦は3月29日、日本はホームでベトナムと、オーストラリアはアウェーでサウジアラビアと対戦する。なお、8節終了時点でプレーオフ進出となる3位の座は、サウジアラビア、日本、オーストラリアの上位3チームのいずれかとなることが決定した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事