「もうサッカーなんて見たくない」中国代表、全敗のベトナムに完敗でW杯出場が完全消滅! まさかの“悲劇”に母国メディアが憤慨「14億人との間に隔たりができた」

2022年02月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「バルセロナと対戦しているのかと思った」

最下位のベトナムに完敗し、肩を落とす中国イレブン。(C)Getty Images

 2月1日に行なわれたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第8戦で、5日前に日本に0-2で敗れた5位の中国代表は、7戦全敗で最下位のベトナムと敵地ハノイで対戦。1-3でまさかの完敗を喫し、ほぼ絶望的だったW杯出場の夢が完全に潰えた。

 立ち上がりの9分に先制を許すと、その7分後にも被弾。後半に入って76分に再び失点し、終了間際に1点を返したものの、焼け石に水だった。

 すでに、カタール行きの可能性はほぼなかったとはいえ、ベトナムに初勝利を献上したことに、中国のメディアはショックを隠し切れないようだ。

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 大手スポーツメディア『新浪体育』は、「ハノイの悲劇。予想よりも早く予選敗退が決定した」と見出しを打ち、速報記事を掲載。また、別の記事では、よりによって旧正月に敗れたことから、次のようにこき下ろしている。

「寅年の初日、中国代表は14億人の国民との間に隔たりを作った。この最終予選はサウジアラビとオマーンとの試合が残っているが、引き続き注目するなんて、どうしたらできようか。もう中国のサッカーなど見たくない」

 また、全国紙『騰迅体育』も、「これは、ベトナム戦における中国代表の歴史の中で、最悪の敗北だ」と酷評。元中国代表DFの劉悦が、「中国がバルセロナと対戦しているのかと思った」と痛烈に皮肉ったことを紹介している。

 しばらくは、厳しい批判に晒されることになるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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