「日本はヨシダら主力を欠いている」サウジ・メディアが森保ジャパンの“窮地”を指摘!「ポゼッションは我々が有利に」

2022年01月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ポゼッションではサウジが優勢にある」と伝える

サウジアラビア代表は自信満々の状態で日本戦に臨むと思われる。(C)Getty Images

 1月27日に埼玉スタジアムで行なわれたカタール・ワールドカップのアジア最終予選で、日本代表は中国と対戦。前半にFW大迫勇也のPKで先制すると、後半にMF伊東純也のヘディングシュートで追加点を挙げ、2-0の勝利を収めた。

 これで勝点を15に伸ばし、グループBの2位を維持した日本は、2月1日に首位のサウジアラビアと対戦する。2021年10月に行なわれたアウェーマッチでは0-1で敗れている相手だ。

 試合を前に、サウジアラビア紙『Al Riyadi』は30日付けで、日本代表の状況を「なかなか厳しい状況にあるようだ」と伝えている。

「日本代表チームは、サンプドリアでプレーする、守備の中心である吉田麻也を筆頭に、欧州で活躍するプロ選手を数人欠いている。森保一監督が招集したリストには、キャプテンである吉田に加え、アーセナルのDF冨安健洋、セルティックの古橋亨梧、そしてフランクフルトのプレーメーカーである鎌田大地が欠落しているのだ。彼らは去年11月に行なわれた試合で存在感を示していた。先週の木曜日に行なわれた中国戦では、川崎フロンターレの谷口彰悟と、シャルケの板倉滉がDFの中心を担った」
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 また、「ポゼッションではサウジが優勢にある」とも伝えた。

「サウジアラビア代表は、これまで行なわれたアジア最終予選のうち、7試合中6試合で相手チームよりもボールポゼッションを獲得している。唯一、オーストラリア戦では相手にポゼッションを譲ったが、第3戦の日本戦では52%と相手を上回った。これは試合を有利に進めるためには必要な条件である」

 27日のオマーン戦に勝利したサウジアラビアは、6勝1分で勝点を19とし、首位をひた走っている。日本とは4ポイント差だが、勝利すればカタールW杯への出場が決まる大一番だ。果たして、森保ジャパンは勢いに乗っている中東の雄を制御できるのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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