「僕がなれたら最高」前田大然は大一番サウジ戦で“救世主”となれるか!「途中からでもゴールを取りたい」

2022年01月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

「中国戦よりは背後が空いていると思うので、どんどん狙っていけたら」

前田が大一番のサウジアラビア戦へ向け、意気込みを口にした。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 日本代表の前田大然が、代表初ゴールに向けて並々ならぬ意欲を示した。

 森保ジャパンは1月27日、カタール・ワールドカップのアジア最終予選で中国代表と対戦し、大迫勇也と伊東純也の得点で2-0の快勝を収めた。前田は58分に、大迫と代わってセンターフォワードで出場。最前線からの守備に加え、攻撃では何度も鋭い動き出しを繰り返すなど、精力的に動き回った。

「(中国戦で)できたことは前からスイッチを入れたこと。(2点目の)得点シーンでも中に走り込んだことで(伊東)純也くんが得点を取れた。動き出しをすることで、相手のあいだのスペースが空いてくるので、それを意識しています。あとはゴールです」

 前田が「何回も言いますけど」と再三にわたり口にしたのは、「得点を取らないといけない」。大迫という不動のストライカーからポジションを奪うために、まずは自らの結果が重要だとしきりに強調した。
 
 次戦は2月1日、グループ首位を走るサウジアラビアとの大一番を迎える。前田は、「中国戦よりは背後が空いていると思うので、どんどん狙っていけたら」と闘志を燃やす。

 昨年10月のオーストラリア戦で先制点を挙げた田中碧や、11月のオマーン戦で得意のドリブル突破から決勝点をアシストした三笘薫ら、同世代の活躍に「刺激を受けている」という前田。サウジアラビア戦で、彼らのように"救世主"となれるか。

「それに僕がなれたら最高ですね。(出場が)途中からでもゴールを取りたい」と力強く意気込みを語った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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