「情報はほとんどない」森保一監督も頭を抱える中国戦。吉田&冨安不在のCBに入る“新たな選手”に期待

2022年01月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「新たな選手を加えてコンビネーションを確認し、中国戦に臨む」

森保監督が前日会見にて、中国戦への意気込みを語った。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 日本代表の森保一監督が1月26日、ワールドカップ最終予選・中国戦の前日会見に出席し、主力センターバック2名の不在について言及した。

 これまで日本代表の守備の要として、センターバックでコンビを組んできた吉田麻也と冨安健洋が、今回の最終予選2連戦では怪我の影響によりメンバー外となっている。その代役を務めることになりそうなのは、谷口彰梧、板倉滉、植田直通、中谷進之介。森保監督は、新たな選手の台頭に期待感を示した。

「マヤとトミが出ていたポジションには、新しい選手が入ります。チームとしても、新たな選手を加えてコンビネーションを確認し、明日の中国戦に臨むことになります。彼らは、普段から所属チームで持っている力を見せたことで今回選ばれている。自信を持ってやってほしい」
 
 明日対戦する中国代表は、これまでチームを率いてきた李鉄監督が昨年12月に辞任。就任したばかりのリ・シャオペン新指揮官が、どういったシステムや戦術で日本戦に臨んでくるのか、ベールに包まれた部分は少なくない。

 森保監督も「監督が変わってからの戦いが分からない。中国の情報はほとんどない」と頭を抱えるが、そのなかでも「我々がボールを握って攻撃していくということを目指していきたい。(相手は)高いモチベーションでくると思いますし、アグレッシブにくることも想定しながら、気持ちや戦術部分でも準備したい」と意気込んだ。

 中国戦は27日、埼玉スタジアム2002で19時キックオフ。主力選手数名を怪我で欠くなか、日本代表の総合力に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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