「テクニックとスピードを兼備」中国メディアが警戒する森保ジャパンの2選手は? 吉田と冨安の欠場には「日本の守備に間違いなく影響がある」

2022年01月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「中国より2点少ないというのは日本にとって恥ずかしい」

27日に埼玉スタジアムで中国と対戦する森保ジャパン。 (C)JFA

 1月27日、カタール・ワールドカップ・アジア最終予選の第7節で、日本代表は埼玉スタジアムに中国代表を迎える。

 中国の大手メディア『新浪体育』は26日、この一戦のプレビュー記事を掲載。日本のフォーメーションは4-3-3で、GKは権田修一(清水)、最終ラインは右から、酒井宏樹(浦和)、植田直通(ニーム)、谷口彰悟(川崎)、長友佑都(FC東京)、アンカーに遠藤航(シュツットガルト)、インサイドハーフは田中碧(デュッセルドルフ)と守田英正(サンタ・クララ)、3トップは右から伊東純也(ヘンク)、大迫勇也(神戸)、南野拓実(リバプール)と予想。「中心選手」として南野、伊東、長友の3人を挙げている。

 同メディアはまず、森保ジャパンの決定力不足に言及。「6試合・5ゴールで中国(7点)より、2点少ないというのは日本にとって恥ずかしい。日本と戦うアジアのチームは、"ゴール前にバスを止める"ので、密集を破るのに苦戦している」と綴っている。
 
 それでも、「幸いなことに、日本にはウイングにテクニックとスピードの兼ね備えた"意気揚々とした"選手がいる」とし、両サイドの伊東と南野に警戒心を強めている。

「彼らは単独で突破し、個の能力でチャンスを構築できる。現在、森保監督は両サイドに伊東と南野を起用している。加えて、浅野拓磨(ボーフム)、原口元気(ウニオン・ベルリン)、堂安律(PSV)などがいる」

 さらに、「決定力不足に加えて、森保監督は別の問題にも直面している」と指摘。「主力DFであるCBコンビ、吉田麻也(サンプドリア)と冨安健洋(アーセナル)が怪我のために欠場する。日本の守備に間違いなく影響がある。その影響は、中国が日本の守備陣にどれだけの脅威をもたらすことができるかによって異なる」と記している。

 最後に「日本の勝ち」と勝敗を予想した同メディア。攻守両面で問題を抱えていても、やはり地力では差があると見ているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部






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