「本当に恥だ」強烈タックルで負傷した井手口陽介に苦言の宿敵OBに地元メディアが反論!「やられた選手が責められるなんて…」

2022年01月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「誰も真剣に受け止められないだろう」

先発デビューとなったカップ戦で負傷退場した井手口。(C)Getty Images

 前田大然はセルティックでの先発デビュー戦で開始4分に初ゴールを決め、旗手怜央はマン・オブ・ザ・マッチに選出された。一方、井手口陽介の新天地での初スタメンは、悔しい結果となっている。負傷で後半途中に交代を余儀なくされたからだ。

 同胞たちが脚光を浴びた1月17日のハイバーニアン戦で途中出場し、セルティックでのデビューを飾った井手口は、続く22日に3部アウラ・アスレティックと対戦したスコティッシュカップ4回戦で先発デビュー。だが、モハメド・ニアンのタックルを受けた際に左の足首を踏まれて交代した。

 元スコットランド代表のマイケル・スチュアートは、ニアンを「脚の壊し屋」と批判している。だが、セルティックのライバルであるレンジャーズのOBリチャード・フォスターは、井手口に非があると考えているようだ。セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』は、フォスターの主張をこき下ろした。

 ニアンにはレッドカードが出されるべきだったとの声もあるが、フォスターは「(退場に値するプレーとは)思わない」と話している。

「強いタックルでボールを奪った。ポイントは、若いころに私が教わったように、五分五分のボールにいくなら、同じスピードとインテンシティでいかなければいけないということだ」

【画像】足首が曲がるほど踏まれた井手口は転倒。元マンU戦士が非難した危険なタックル
 さらに、「イデグチは抜こうとしてスローダウンし、ちょうどニアンがボールに向かってきたんだ。本当に強いタックルではあったが、(退場なら)非常に厳しかっただろう」と続けている。

「両選手が同時に、同じスピードでいっていたら、昔のような五分五分のタックルになり、誰もケガをしなかったはずだ。だが、スローダウンしたことで、彼はとても痛い目に遭うことになってしまった」

 これに対し、67 HAIL HAILは「ニアンを糾弾はしない。本当に悪意はなかったと思われる。だが、制御できないチャレンジで、退場となるべきだった」と、フォスターの意見に反対している。

「向かってこられた選手が責められるなんて聞いたことがない。本当に恥ずかしいことで、誰も真剣に受け止められないだろう」

 試合後、アンジェ・ポステコグルー監督は「ヨウスケは大丈夫だろう」と話した。まずは井手口の状態に関する発表が待たれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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