「強盗だ」「一瞬でオンサイドだと分かる」ラッシュフォードの劇的弾を巡り、両軍ファンの間で意見が真っ二つ!

2022年01月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

現地紙は「肉眼では明らかにオフサイド」

ラッシュフォードがゴールを挙げる直前のプレーの判定が、議論を呼んでいる。(C)Getty Images

 現地時間1月22日に開催されたプレミアリーグ第23節で、勝点35で7位のマンチェスター・ユナイテッドは、同37で4位のウェストハムとホームで対戦した。

 注目の上位対決は互いに決め手に欠き、スコアレスで後半アディショナルタイムへと突入。このままドロー決着かと思われたが、93分にドラマが待っていた。

 カウンターからクリスチアーノ・ロナウド、アントニー・マルシアル、エディソン・カバーニと繋がり、最後はゴール前で待ち構えたマーカス・ラッシュフォードが値千金の決勝点を叩き込んだのだ。

 しかし、勝負を分けたゴールはかなり際どい判定だった。というのも、アシストしたカバーニはマルシアルから、オフサイドポジションでパスを受けたようにも映り、実際、現地紙『The Sun』は「少なくとも肉眼では明らかにオフサイドのように見えた。しかし技術的なチェックが行なわれ、得点は認められた」と説明している。
【画像】これは際どい!両者の明暗を分けたオンサイド判定をチェック

 このジャッジを巡る議論は白熱しており、ユナイテッドOBのガリー・ネビルが、線を引いた当該画像を添え「私のiPadではオンサイド」とツイッターでコメントすれば、アーセナルOBのジャック・ウィルシャーはこれに対し、「エミレーツだったらオフサイドだ!」と反応している。

 また、ファンの間でも立場などによって、意見は真っ二つに割れている。
 
「議論の余地はない。彼はオンサイドだ」
「一瞬でオンサイドだと分かる」
「カバーニは明らかにオフサイドだった。この強盗は信じられない」
「このリーグは腐敗している。カバーニが5ヤードもオフサイドにいたのに、どうしてVARは気づかなかったんだ?」
「VARはウェストハムがゴールを決めた場合、オフサイドになるまでビデオを編集しなければならないので、10時間かかるだろう」

『The Sun』によれば、勝利の立役者となったラッシュフォードは試合後、「明らかに重要なゴールだし、あのような土壇場に決められるなんて素晴らしい気分だよ。この勝利の感覚を生かしていかなければならないね」とコメントしている。不調で批判を浴びることも少なくなかった背番号10にとっては、これ以上ない結果となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】「美人すぎる」、「セクシーすぎる」フットボーラーの妻&恋人たち

【PHOTO】C・ロナウド、アグエロ、ベンゼマ、イブラ、ポグバetc…世界的名手たちが誇るスーパーカーを厳選&一挙紹介!

次ページ【画像】これは際どい!両者の明暗を分けたオンサイド判定をチェック

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事