「1話観るのに5時間かかる」闘莉王、日本語習得のカギは“月9ドラマ”? 高校時代に実践した学習法を明かす

2022年01月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「分からない字が出てくると死ぬほど書くんです」

闘莉王氏が自身のYouTubeチャンネルで、高校時代に実践していた日本語の学習法を明かした。(C)SOCCER DIGEST

 元日本代表の田中マルクス闘莉王氏が、自身のYouTubeチャンネル『闘莉王TV』にて、日本語を勉強するうえでの苦労や、自身が実践していた学習法を明かしている。

 ブラジル出身の闘莉王氏は、16歳で初来日。高校時代は「勉強する人ばかりだった」という千葉県随一の進学校・渋谷幕張高で、サッカーに明け暮れながら日本語の習得を目指した。そんな闘将が、高校時代に実践した学習法をランキングで紹介している。

 3位は「耳を言葉に慣れさせる」、2位は「間違ってもいいから日本語を口に出す」。そして1位は「とにかく書く」ことだという。

「大変ですよ。まずひらがな、そのあとカタカナ。1年半くらい経ってやっと漢字にチャレンジしました。分からない字が出てくると死ぬほど書くんです。(調べる方法は)当時は辞書でした。いまのインターネットがあったら俺の人生、どれだけ楽だったか」
 
 また、なかでも一番苦労したのは接続詞だったようで、「これは難しいです。いまだに立ち止まっていますね」と、現在もなお勉強の日々であると明かしている。

 そのほか、高校時代には先生からの指示を受け、"月9ドラマ"で勉強していたことも告白。『ロングバケーション』や『ラブジェネレーション』、『ビーチボーイズ』といった有名ドラマを観ていたと言い、「結構好きでしたね。キムタクはすごくかっこよかったです」とコメント。ただ、「分からない言葉が出てきたら巻き戻し。時間かかるんですよ。1話観るのに5時間くらいかかる」と大変だった思い出を語っている。

 闘莉王氏が現在話す流暢な日本語の裏には、並々ならぬ学生時代の努力があったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】闘莉王氏が実践した日本語習得「3つの必勝法」を告白! 一番苦労したのは…

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