【選手コメント】広島 2-0 横浜|「年間1位に立てば周りからの目もどんどん厳しくなる。気を引き締める良い機会」(森﨑和/広島)

2015年07月25日 サッカーダイジェスト編集部

「神様のおかげで、プロになってからPKを外したことはない」(ドウグラス/広島)

【警告】広島=ドウグラス(68分)/G大阪=三門(45+1分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】千葉和彦(広島)

【選手コメント】
●青山敏弘(広島)
 僕らのほうが(横浜よりも)走っていたし、上手く数的優位を作ってボールを運べていたので、いずれ崩せるとは思っていた。ただ、ボールロストに関しては反省しないといけない。ロストし過ぎたし、後半はカウンターでもボールを運べず、シュートまで行けないシーンがあった。ディフェンスはゼロで抑えられたので、もっとカウンターで点を取りたい。
 
 10戦負けなしと言っても第2ステージは始まったばかりだし、首位に立っても必ず苦しい時期は出てくる。今勝っているからこそ、しっかり引き締めて、もっと伸ばしていければ先が見えてくると思う。
 
●ドウグラス(広島)
 神様のおかげで、(ブラジルで)プロになってからPKを外したことはない。シーズン開幕の時から厳しい練習をしていてきたので、それがあったから今の結果があると思うし、(自分は)いい仲間にも恵まれている。でも、チームがもっと良くためには、まだやらなければいけないことがたくさんある。
 
●森﨑和幸(広島)
 立ち上がりは少し雑なプレーが多かったけど、途中から丁寧にパス回しができた。特にミズ(水本)とかは後ろから上手くボールを運んで、それでコーナーを取って最終的に得点につながった。前半の戦い方は非常に良かったと思う。
 
 ただ、後半に追加点を取った後、ボールの失い方が悪くなって、体力的にキツくなってしまった。もっとボールを保持できたので、そこは次節への課題。どの時点でも年間勝点で1位になれるのは良いことだけど、現時点で1位であって、最後に1位でないと何の意味もない。年間1位に立てば周りからの目もどんどん厳しくなっていくと思うので、逆に気を引き締める良い機会だと思う。
 
●浅野拓磨(広島)
 相手が負けていて、前がかりになっているのは分かっていた。攻撃では、奪った瞬間に裏を取ったり、スピードを活かしてプレーするように、そして守備でも貢献して来いと言われていたので、両方でチームのためにプレーする気持ちでピッチに立った。
 
 守備で少し戸惑いがあったし、攻撃の部分でもう少し時間を作ってあげることができれば良かった。結果としてゴールを奪えなかったので、自分としては課題の残るゲームだった。
 
●エリク・モンバエルツ監督(横浜)
 前半、我々はゲームをコントロールしていたし、広島にはチャンスがほとんどなかったと思う。ただ、45+2分、(広島に)PKを与えてしまった。後半、広島が5-4-1のブロックを低く敷くなか、我々はリスクを犯さざるを得ず、ミスでゲームプランは難しくなってしまった。今のやり方を変えず、スピードやパワーでイニシアチブを取り、チャンスを増やして決定力を上げていくことが必要だ。
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