森保J初招集の20歳アタッカーが感じた代表レベルの“スピード”とは?「頭をフル回転させて臨みたい」

2022年01月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

森保監督から伝えられたこととは?

初招集の鈴木唯人が合宿での手応えについて語った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 日本代表は1月17日からトレーニングキャンプをスタート。合宿は3日目に突入した。19日午前のオンライン会見では、初招集の鈴木唯人(清水エスパルス)が対応し、キャンプでの手応えや課題について語っている。

「少なからず1日目の練習から多少は馴染めてきている」と初選出となったA代表での手応えについて語った20歳のアタッカーは、2021年シーズンに33試合・2得点の結果を残し、出場時間も2000分超えを記録。存在感を見せ、チームのJ1残留にも貢献している。

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 成長著しい鈴木は今回、前田大然と旗手怜央の海外移籍による離脱に伴い、清水のチームメイトで同世代の松岡大起とともに追加招集。「自分の特徴を出して結果を残していきたい」と意気込みを見せるが、一方で課題も感じているようだ。

「考えるスピードに違いを感じた。いろんな選択肢を考え続けることで、次のプレーに移るスピードにもつながる」

 そう自身の改善ポイントを語った鈴木は、「頭をフル回転させて合宿に臨みたい」と語り、森保監督から次のような点が大事だとアドバイスも受けたと明かす。
「考えるスピード、次のプレーの予測、そこに相手が来て対応した時に考えを変えられるか、そこに技術を伴わせられるか。それはどの選手を見てもそうだと思っている」

 目標のひとつとなっていたU-20ワールドカップがコロナ禍により中止に追い込まれ、世界の舞台への渇望は同世代の荒木遼太郎や松岡らとともに人一倍強い。「世界で見れば若くない」と自身の立ち位置をしっかりと見据え、この合宿でもしっかりと爪痕を残すつもりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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