現地時間１月16日、サウジアラビアのキング・ファハド国際スタジアムで、スーペルコパの決勝が開催され、昨シーズンのラ・リーガ２位のレアル・マドリーは、コパ・デル・レイ準優勝のアスレティック・ビルバオと対戦。ルカ・モドリッチとカリム・ベンゼマのゴールで２-０と快勝を収め、２年ぶり12度目の戴冠を果たした。

　ちょっとした話題になっているのが、試合後に行なわれた記念撮影だ。タイトルを獲得し、マドリーの面々は一様に笑顔を見せるなか、エデン・アザールはただひとり、まるで落胆しているような表情を浮かべたのだ。

　2019年夏、大きな期待を背負い、移籍金１億ユーロ（約125億円）でチェルシーから加入したベルギー代表FWは、過去２シーズンは度重なる怪我でほとんど結果を残せず。正念場の今シーズンもここまで公式戦16試合の出場で、いまだ得点はゼロ。大ブレイク中の後輩、ヴィニシウス・ジュニオールらの陰に隠れ、このビルバオ戦でも最後までベンチを温めた。
【画像】本当に優勝直後？明らかに不釣り合いな表情を浮かべるアザール

　自身への不甲斐なさからなのか、出番がなかったことへの不満なのか。寂しげなその表情はSNS上で拡散され、様々なコメントが集まっている。

「最近見た中で最も悲しい写真」
「プレミアリーグで最高のウィンガーを除いてみんな笑顔」
「彼は明らかにそこで不幸になっている」
「頼むからチェルシーに戻してあげてくれ」
「私が移籍金を払う」
「悲しいかな、もうどうでもいい」
「不満があるならクラブを去るべきで、それは彼自身の責任だ」
「敗退して笑うのに優勝すると笑わないアザール」

　ただ、中継映像では試合後に笑顔を見せている姿が抜かれていた。この写真は、たまたま一部分を切り取ったものに過ぎないが、それがこうして拡散しているのは、やはり期待を裏切っているからなのだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】「美人すぎる」、「セクシーすぎる」フットボーラーの妻＆恋人たち

【PHOTO】Ｃ・ロナウド、アグエロ、ベンゼマ、イブラ、ポグバetc…世界的名手たちが誇るスーパーカーを厳選＆一挙紹介！