スコットランド・リーグは折り返し地点を回った。夏に加入してから大ブレイクを果たしたセルティックの古橋亨梧が、冬のマーケットで同胞の３選手を獲得したチームで後半戦もさらに活躍することが期待される。

　地元紙『THE SCOTTISH Sun』は１月６日、今シーズンのリーグ戦の年間最優秀選手を巡り、各記者の中間予想を発表した。９名の記者のうち、４人が古橋を年間最優秀選手候補に挙げている。

　ロバート・グリーブ記者は、首位レンジャーズのジョー・アリボやセルティックのジョッタ、ハーツのクレイグ・ゴードンに賛辞を寄せつつ、「私のここまでのベストプレーヤーはフルハシだ」と述べた。

「動きが怪物級で、ここまで16得点。調子を保てば、今季30得点に達成する可能性は十分だ」

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　デレク・マクレガー記者も「フルハシは素晴らしい補強と証明した」と称賛している。

「卓越した技術と見事なフィニッシュで、セルティックにカップ戦優勝の栄光をもたらした２得点のように、簡単にゴールを決めているように見せている」

　同じくタイトル獲得への貢献を評価したロバート・マーティン記者も、「キョウゴの動きやタッチは今シーズンの喜びだった。まだスコットランドのサッカーに慣れている途中であることを考えればなおさらだ」と称えた。

「恐ろしいのは、彼はもっとうまくなること。それはプレミアシップのDFたちにとって今後の脅威だ」

　ロバート・トムソン記者は「速さと動き、何よりゴールをもたらしてセルティックの掘り出し物になった」と、古橋の活躍が冬のJリーグからの補強にもつながったと話している。

「彼があれほどスコットランドのサッカーに馴染んだことで、アンジェ・ポステコグルー監督は１月に迷うことなく、再びJリーグ（からの補強）に向かったのは当然のことだった」

　古橋以外では、４名の記者がアリボ、１名がゴードンを選出した。タイトルレースの行方とともに、日本代表ストライカーがスコットランドの年間最優秀選手に選ばれるかも注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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