「ナカは静か。ミズノは話そうとした」中村俊輔と水野晃樹の元同僚が古巣セルティックの日本人大補強に見解!「ニッポン人は尊敬に値する」

2022年01月07日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「彼らが文化に馴染むことを本当に願っている」

日本人3選手の補強について語ったのがマクドナルドだ。(C) Getty Images

 かつてセルティックで日本人選手とチームメートだったOBだけに、その言葉に重みを感じる。

 セルティックはこの冬、前田大然、旗手玲央、井手口陽介の3選手を日本から獲得した。夏に加入し、大ブレイクを遂げた古橋亨梧と合わせ、日本人選手は4名となった。

 言葉や文化など、環境面のあらゆる点で異なる新天地での冒険に向け、同胞が多いことは励みとなるはずだ。一方で、チームに馴染むために飛び込んでいくうえでのハードルにもなりかねない。

 中村俊輔や水野晃樹とセルティックで一緒にプレーしたスコット・マクドナルドは、『67 Hail Hail』で「彼らが文化に馴染むことを本当に願っている。日本人はいつもそうだが、とても尊敬に値する類の気質だ。ただ、自分独自のキャラクターと若さももたらしてほしい」と話した。

「私の時代はコウキ・ミズノがそうだった。彼はナカ(中村)より少し若かったね。みんなと笑い、言葉を話そうとしたよ。大切なことだと思う。彼ら4人は通訳と一緒に隅っこに集まったりしないことだ」

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 マクドナルドは「アンジェ(・ポステコグルー監督)もバカではない。彼らを溶け込ませなければいけないよ」と続けている。

「1人ならいい。ナカのように、通訳をそろえ、静かでいるかもしれない。ピッチ上でやることだけなく、ピッチ外で彼らが成功できるかが鍵になると思う。すでにいる選手たちと溶け込み、団結できるかどうかだ」

 同メディアは、その主張は正しいとしたうえで、「ポステコグルーは日本で監督をした。彼らを溶け込ませる必要はよく分かっているはずだ」と期待を寄せた。

 スコットランドにおける古橋の成功は、グラスゴーでの生活に馴染み、地元サポーターから愛されていることも要因となっているだろう。新たに加わった3選手は、彼の後に続けるだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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