V・ファーレン長崎が小嶺忠敏氏逝去に哀悼の意。同クラブ元社長で、選手権優勝6回の名将へ「心よりご冥福をお祈りいたします」

2022年01月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

長崎県のサッカー界の発展に尽力

7日早朝に亡くなった長崎総科大附高の小嶺忠敏監督(写真は国見高時代)写真:サッカーダイジェスト

 国見高の監督として選手権優勝6回を誇るなど、高校サッカー界きっての名将である小嶺忠敏氏が1月7日に76歳で亡くなった。小嶺氏の訃報を受けて、故人が2006年より5年間にわたり代表取締役社長を務めたJ2のV・ファーレン長崎が公式SNSで追悼のコメントを寄せている。
 
 小嶺氏は1968年から16年間にわたり島原商高で、84年から23年間にわたり国見高でサッカー部監督を歴任。島原商では77年にインターハイ優勝に導き、国見では戦後最多タイの選手権優勝6回に導いた。さらに、元日本代表の大久保嘉人や選手権最多得点記録を持つ平山相太などを育て、多数のJリーガーも輩出。

 2008年からは長崎総科大附高の指導にあたり、第100回を迎えた今年度の選手権でも監督としてチームを全国出場に導いたが、今大会は体調が優れずベンチには入っていなかった。

 V・ファーレン長崎は「長崎県のサッカー界及び #V・ファーレン長崎 発展に尽力された、現長崎総合科学大学附属高等学校サッカー部 #小嶺忠敏 監督がご逝去されました。 V・ファーレン長崎では2006年より約5年間代表取締役社長を務められました。 クラブ一同、心より小嶺監督のご冥福をお祈りいたします」と綴り、故人への哀悼の意を表した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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