「間もなく見つかる」セルティックのレジェンドOBが古橋亨梧のプレミア挑戦を予見!「彼が大金で売れる日は遠くない」

2022年01月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日本からの発掘ルートを作ることは悪くない」

OBからも高い評価を得ている古橋。本人もプレミア挑戦には意欲を見せている。(C)Getty Images

 昨夏にスコットランドのセルティックに加入した日本代表FW古橋亨梧の活躍は、誰もが知るところだ。その大ブレイクの影響を受けてか、今冬に日本人3選手(前田大然、井手口陽介、旗手怜央)を獲得。活躍が期待されている。

 その流れを作った張本人である古橋について、同クラブのレジェンドである元イングランド代表FWクリス・サットンは、現地ラジオ局『BBCRadio5』に出演して言及。「彼はいずれクラブを離れるだろう」という見解を示したという。

「彼は本当に素晴らしいよ。日本から来て、FWでもウインガーでもプレーできる27歳を、私は本当に高く評価している。だが、これだけ近くでプレーしているのだから、プレミアのクラブは間もなく彼を見つける。もう見つけられているかもしれない」

 そして、「私自身、その日が待ち遠しい」とも述べたという。

「いつかプレミアの舞台で、彼を見ることができる日が来ると思う。それは遠い日のことではないだろう。セルティックファンはそんなことを言っても納得しないだろうし、私に感謝したくもないだろうが、その流れは必然だ。彼自身も望んでいることのようだしね」
 
 また、もうひとりのOBクリス・シモンズも「新しい才能の金鉱が発掘されることは、クラブの発展に繋がる」と古橋から生まれた日本人獲得ルートを高く評価し、古橋がクラブを離れる未来を予想していると述べた。

「スコットランドのクラブにとって、日本や、そのほかのアジア地域は未開拓の市場だ。だが、そのマーケットをよく知る監督を採用し、クラブにとってメリットをもたらした。かつてシャフタール・ドネツクはブラジル人と継続的に契約を結び、彼らを育て、さらなる市場に売却して莫大な利益を得た。その手腕は、もはや芸術の域だ。セルティックにとっての日本がそのルートを生むのであれば、クラブに大きな利益をもたらす。

 この活躍ぶりを見れば、かつての香川真司のように、古橋亨梧の売却によってクラブが大金を獲得する日もそう遠くはないと感じている。極東には、そういう才能の持ち主が眠っているのだ」

 果たしてOBの期待通りに日本人アタッカーは羽ばたくのだろうか。今後の動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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