2021年12月18日に、双方合意のうえでギリシャのPAOKとの契約を解除した香川真司は、新天地が注目されている。

　そんななか、ベルギーメディア『VOETBAL Belgie』は現地時間１月４日付けで、「フリーの状態で獲得することが可能な元ドルトムント＆マンチェスター・ユナイテッドの日本人MFは、ベルギーのシント＝トロイデン（STVV）と、トルコ１部アンタルヤスポルがその扉を叩いている」と伝えた。

「香川はケガのために出遅れ、今シーズンの公式戦出場はほとんどなかった。チームは彼を戦力外とみなし、相互の理解によって契約を解除した。とはいえ、本人は自身のコンディションに自信を持っているようだ。2022年をよりよい時間にするため、彼の行き先は日本やトルコ、ベルギーのメディアとファンの注目を集めている」
 

　そして、「STVVにとって彼は歓迎すべき存在。得点源として期待される」と見解を示した。

「このチームはシーズン前半、攻撃の形を思うように作れず、リーグ戦21試合で22ゴールのみで、攻撃的な選手の補強を模索している。香川なら、攻撃的MFか左サイドでプレー可能だ。

　それに、STVVには日本の"後輩"たちがたくさんいる。鈴木優磨は母国に戻る選択をしたが、シュミット・ダニエル、橋岡大樹、原大智、林大地、松原后、伊藤達哉と６人の日本人選手がいる。伊藤と松原が残るかどうかまだわからないが、受け入れられやすい土壌が整っているのは確かだ」

　STVV入りが近づいているとされる香川は、得点不足に苦しむチームの救世主として迎えられるのか。今後の動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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