「何度見てもわけわからん軌道」フランス人FWの長距離“ナックル弾”に世界驚愕!「フェイクに違いない」【2021総集編】

2022年01月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

87分、土壇場でチームを救う

落差の激しい驚愕なFKで、同点弾を奪ったロリアンテ。(C)Getty Imagse

 ついに年が明け、2022年となった。本稿では、2021年のサッカー界における名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る。今回は、20-21シーズンのリーグ・アンで生まれた度肝を抜くゴラッソを再掲する。

記事初掲載:2021年3月22日

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 フランスで新たなプスカシュ賞候補が生まれた。

 17位のロリアンは現地時間3月21日、リーグ・アン第30節で18位のナントと敵地で対戦し、1-1のドロー。開始2分に失点し、苦しい展開となったなかで、土壇場でチームを救ったのは22歳の若武者だった。

 87分、アウェーチームは敵陣でFKを獲得。ただ、ゴールまでは40メートル近くあり、直接狙うのは難しいと思われた。しかし、アルマン・ロリアンテは距離などお構いなしに右足を豪快に振り抜く。すると、高弾道の無回転シュートはゴール前で急激に落下し、鮮やかにネットを揺らしたのだ。

 まるでジェットコースターの様な落差を見せた超ド級のスーパーゴールには、世界中のファンも大興奮。SNS上には熱烈なコメントが続々と集まっている。
【動画】まるでジェットコースター!急激に落下した鮮烈弾
「ちょっと待て、なんだこれは?」
「これはフェイクに違いない」
「非現実だ」
「ボールはピーク時に6メートル近くまで上がった」
「何度見てもわけわからん軌道」
「ナックルボール」
「40メートルは決して安全な距離ではない」
「バケモンだ」

 また、現地誌『France Football』が「宝石のようなゴール」と伝えれば、スペイン紙『AS』と英メディア『GIVE ME SPORT』もそれぞれ「約40メートルの距離から放たれた残酷な一撃は、悪魔のような効果を発揮してネットに突き刺さった」「ロリアンテの魔法のような瞬間。これまでのシーズンで最高のFKであることは間違いない」と褒めちぎっている。

 フランス人FWの飛び道具により、昇格組のロリアンは残留争いの直接対決で、ライバルから貴重な"勝点2"を奪った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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