【移籍市場超速報】ユベントス、ドラクスラー、ゲッツェらに照準を合わせドイツにて会談

2015年07月21日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

この2選手以外に、さらにベルギー代表デ・ブルイネも照準に。

大きくチームが変わるユーベだけに、この補強は非常に重要なものとなる。ケガ明けのドラクスラーの獲得はかなりのリスクを伴うだろうが、果たして……。 (C) Getty Images

 ユベントスのファビオ・パラティチSDは20日、ドイツ入りしてドイツ代表MFユリアン・ドラクスラー(シャルケ)と代理人を交えて会談、獲得の可能性について話し合った。
 
 ユベントスには、シャルケが設定した違約金4500万ユーロを支払う意思はないが、当初想定していた買い取りオプションつきレンタルでは適正な価格で折り合いをつけることが難しいと判断し、リスクを冒して完全移籍のオファーを提示する方向に傾いている。
 
 ドラクスラーは昨シーズンの大半を故障で棒に振っており、まだ以前のコンディションには戻っていない状況。買い取りはそのリスクを引き受けることにも繋がる。
 
 この日の会談で選手サイドは、現在シャルケで得ている年俸の倍にあたる500万ユーロという要求を出したと見られており、今後、どのようなオファーを出して交渉を進めるかが注目される。
 
 パラティチSDはさらに、もうひとりの候補であるドイツ代表FWマリオ・ゲッツェ(バイエルン)、さらにベルギー代表MFケビン・デ・ブルイネ(ヴォルフスブルク)についても、代理人と会談して移籍の可能性を探る予定である。
 
 いずれも、困難で時間のかかるオペレーションになりそうだが、この3人にターゲットが絞られたことは間違いない。

文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
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