「日本ではブラジルよりもはるかに…」神戸FWリンコンがJリーグで受けた衝撃を母国メディアに告白!「適応が難しかった」【2021総集編】

2021年12月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

「来シーズンは1年目よりも間違いなく良くなる」

ブラジル・メディアのインタビューで神戸での最初のシーズンを振り返ったリンコン。(C)SOCCER DIGEST

 今年も残すところあとわずかとなった。本稿では、2021年のサッカー界における名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る。今回は、ヴィッセル神戸のFWリンコンがJリーグでの1年目を振り返った記事を再掲する。母国ブラジルのメディアに語ったのは、適応の難しさだった。

記事初掲載:2021年12月16日

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  ヴィッセル神戸のFWリンコンが、母国メディアでJリーグ1年目のシーズンを振り返った。

 12月16日でちょうど21歳となるリンコンは、ブラジルの年代別代表で活躍。今年1月に神戸への加入が発表された際には、小さくない話題となった。

 しかし、コロナ禍の影響で合流が4月下旬となり、6月からは故障のため、約3か月に渡って戦線を離脱。公式戦18試合(うち先発は3回)で、わずか1ゴールに終わった。

 ブラジル・メディア『GLOBO』のインタビューで、リンコンは「言葉のせいで、すぐ適応するのは難しかった」と語っている。

「監督の指示は通訳がいるけど、最初のほうはチームメイト全員とコミュニケーションをとることができなかった。トレーニング中はもちろん、ピッチ外の外でも難しい状況になってしまった」

【動画】ついにそのポテンシャルを発揮!リンコンが決めたJリーグ初ゴール
 名門フラメンゴからやって来たストライカーは、「適応の難しさとチームで果たさなければならない新しい役割に加えて、故障で何試合か欠場することになったのが、足を引っ張った」と明かし、「怪我は回復しているから、来シーズンは1年目よりも間違いなく良くなるだろう」と意気込んでいる。

 日本のサッカーに驚かされた部分もあったようだ。「ボールを持たない選手が、ブラジルよりもはるかによく動くし、速い。試合のペースも非常に速い」と、母国とのサッカーの違いについて語っている。

 国外初挑戦となる神戸でのファーストシーズンは、本領を発揮できなかったリンコン。本人が語ったように、2年目の飛躍に期待がかかる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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