【強豪校歴代ベスト11】四日市中央工高編|レフティ・モンスター&スピードスターの強力2トップ! 代表クラスがズラリ

2021年12月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

最終ラインも日本代表が勢揃い!

2012年度の大会で四中工を準優勝に導いた浅野。スピードスターが世に出る大会となった。写真:サッカーダイジェスト

 今年で第100回大会を迎える全国高校サッカー選手権大会。この歴史ある大会を登竜門として、多くの選手がプロの舞台へ、あるいは日本代表へ、はたまた海外へと羽ばたいていった。とりわけ、全国常連の強豪校からは多数のスター選手が生まれている。本稿では、サッカーダイジェストWeb編集部が強豪校別に独自のベストイレブンを選定してみた。今回は四日市中央工高のベストイレブンを紹介する。

――◆――◆――
【選手権PHOTO】堀北・ガッキー・広瀬姉妹! 初代から最新17代目の茅島みずきまで「歴代応援マネージャー」を一挙公開!
 最前線を飾るのは、新旧の日本代表FWだ。言わずと知れたレフティ・モンスター、小倉隆史は第70回選手権で帝京との同時優勝に貢献。決勝での起死回生の同点弾のシーンはあまりにも有名だ。コンビを組むのは現役の日本代表である浅野拓磨(ボーフム)。田村翔太(ヴィアティン三重)との快足2年生2トップで日本一に限りなく近づいた。

 中盤はダイヤモンド型で考案した。トップ下には現役からサンフレッチェ広島の森島司。東京五輪メンバーには選出されなかったが、今後の活躍次第では日本代表での飛躍も期待される24歳だ。脇を締めるベテラン勢も精鋭揃い。越後和男は古河電工でリーグ優勝を経験し、Jリーグ創成期のジェフ市原でも活躍。中田一三は小倉、中西永輔とともに三羽烏として選手権優勝に大きく貢献した。

 またアンカーに選んだ島嵜佑は82回大会の選手権で、平山相太を擁す国見をあと一歩まで追い詰めたチームのボランチ。敗れはしたものの中盤の底で大いに輝きを放った。さらに横浜FCでJ1昇格にも貢献した内田智也、今季はアルビレックス新潟で中盤を支え在学時は1年次からポジションを掴んだ福田晃斗を次点とした。

 最終ラインはいずれも日本代表に選出された選手たち。サイドバックの右には、日本が初出場を果たしたフランス・ワールドカップで粘り強い守備と果敢な攻撃参加で存在感を示した中西をチョイス。左には柏レイソルで実績を挙げ、2000年にトルシエ・ジャパンで代表入りも果たしている萩村滋則を選んだ。

 そして中央にはジェフ市原、名古屋グランパスなどで活躍した阪倉裕二、浦和レッズと日本代表で一時代を築き上げた坪井慶介を選出。DFのサブには、島嵜とともに国見に大善戦したチームの右SB田中輝和、国立の舞台を二度踏んだ大分トリニータの坂圭祐。GKには初優勝時の守護神である水原大樹を選んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】四日市中央工の最強の11人は? 強豪校別 歴代ベストイレブン!
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事