「キョウゴの意欲や仕事ぶりが大好き」ラーションの元同僚も古橋亨梧を称賛!「ヘンリクと比較するなら…」

2021年12月25日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「動きやボール奪還への意欲はとても良い」

古橋(左)が何かと比較されているのが、レジェンドOBのラーションだ(右)。(C)Getty Images

 決して万全ではないコンディションだったにもかかわらず、2ゴールでセルティックをリーグカップ優勝に導いて以降、古橋亨梧とレジェンドOBのヘンリク・ラーションを比較する声が相次いでいる。

 そのラーションの元同僚であるジャッキー・マクナマラは、古橋をどのように見ているのだろうか。セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』で、マクナマラは「私が一緒にプレーした選手たちと比較するなら、ヘンリクとは異なるね」と話した。

「私は素晴らしい選手たちと一緒にやった。ピエール・ファン・ホーイドンク、クリス・サットン、ジョン・ハートソン……。彼らはみんな異なる。ゴールを背負う9番だ。キョウゴは、まだ彼のポジションについて確信が持てない。とても不思議だね!彼は自由な役割と感じる。だが、動きやボール奪還への意欲はとても良い。先日インタビューを見たが、前線での守備について話していたね」

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 元スコットランド代表DFは「彼の意欲や仕事ぶりが私は大好きだ。そのエネルギーでチーム全体やファンに影響すると思う」と、古橋を称賛している。

「キョウゴのような選手と対戦するDFは絶えず見ていなければいけない。マークするのがとても、とても難しいんだ。どんどん退いて、MFにスペースを与えることになる」

 いずれにしても、長年にわたってセルティックで活躍したラーションと比較するのは早計かもしれない。『67 hail hail』も「キョウゴをラーション以来の最高の選手と言うには早すぎると思う」と報じた。

「1年目のインパクトという点で、キョウゴはラーションより爆発的なスタートを切った。だが、"King of Kings"(王の中の王)は活躍しだしてから止まらなかった。7年とシーズンの半分を比較するのもやや時期尚早だ。彼がこれからどうなっていくかを見よう」

 いずれ、セルティックで古橋がラーションと肩を並べる存在となる日は来るだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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