PK失敗を差し引いても、圧巻の活躍だったと言っていいだろう。

　現地時間12月22日に開催されたカラバオカップ（リーグカップ）の準々決勝で、南野拓実が所属するリバプールはホームでレスターと対戦。３‐３の壮絶な撃ち合いの末に突入したPK戦で５‐４と勝利し、セミファイナル進出を決めた。

　この試合で、窮地のチームを救ったのが４‐３‐３の左ウイングで先発した南野だ。１‐３と２点ビハインドで迎えた68分に、絶妙のパスでFWディオゴ・ジョッタのゴールをアシストすると、後半アディショナルタイム５分には、右サイドからジェームズ・ミルナーが送り込んだアーリークロスを胸トラップで落とし、右足のボレー。劇的な同点弾を決めてみせた。

【動画】試合終了間際に劇的な同点弾！南野が決めた鮮烈ボレーシュート

　これでカラバオカップでは３戦連発となった日本代表の千金弾にファンも熱狂。クラブの公式SNSに次のようなメッセージが続々と寄せられた。

「なんて試合、なんてゴールだ」
「信じられない！」
「南野は新しいオリギだ」
「言葉が出ない」
「まさに神が降臨！」
「南野が不要といった奴は誰だ？」
「カラバオカップのメッシ」
「なんて美しいシュートだ」
「タキ、愛しているぜ」
「素晴らしいゴールだ」
「お前はなんて凄い選手なんだ」
「怪物級のメンタリティだ」

　PK戦で「決めれば勝ち」という場面で失敗してしまったが、それでも、この日のヒーローは南野だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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