岡崎慎司が所属するレスターの新監督に就任したクラウディオ・ラニエリを、クラブOBでレジェンドのガリー・リネカーがバッサリと切り捨てた。
 
　ラニエリの就任が発表されると、リネカーはまずツイッターで「クラウディオ・ラニエリ？　本当に？」とリアクション。さらに『ブリーズスポーツ』というサイトで痛烈にこき下ろした。
 
「たしかに経験豊富な監督だけど、レスターにとってパッとしない選択だ」
 
「どうして、こうも古い名前ばかりが浮上してくるんだろう。驚きだよ」
 
　63歳のラニエリは、これまでバレンシア、アトレティコ・マドリー、チェルシー、ユベントス、ローマ、インテル、ギリシャ代表などの監督を歴任。29年の指導歴を誇るが、主な獲得タイトルはイタリアとスペインの国内カップを一度ずつ制したことがあるくらい。
 
　戦術家として名を馳せているわけではなく、「すべての試合がシーズン最終戦のつもりで全力で戦い抜く。このチームを戦う集団に変える」と、精神論を説くばかりだったラニエリの所信表明は、たしかにパッとしなかった。
 
　そんな監督の下で、岡崎はどんなプレーを見せるのか。
 
　レスターは現在、オーストリアで合宿中で、８月８日のプレミアリーグ開幕（レスターの対戦相手はサンダーランド）までに５試合のプレシーズンマッチを予定している。