「この日本人と共にチームは崩壊」香川真司のPAOK退団に古巣サラゴサの地元紙が見解!「ギリシャでも同じことが起こった」

2021年12月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「競争力のない新天地を探さなければならない」

サラゴサ時代と同じく、シーズン途中に契約解除となった香川。(C)Getty Images

 現地時間12月18日、ギリシャのPAOKは、双方の合意の上でMF香川真司との契約を解除したと発表した。

 昨年10月にスペイン2部のサラゴサを退団後、無所属となっていた香川は、今年1月にPAOKと2022年6月末までの契約を結んだ。だが、コンディション不良もあり、昨シーズンは公式戦8試合で無得点。今シーズンもラズバン・ルチェスク新監督の下で構想外となっていた。

 この報に反応したのが、古巣サラゴサの地元メディア、『El Desmarqu』紙のサラゴサ版だ。19年夏にスペインの古豪に加わった香川は、昇格の切り札として歓迎を受けたものの、思うような結果を残せず。捲土重来を期した2年目は、EU圏外選手枠から外されて事実上の構想外となり、10月に契約解除という屈辱的な扱いを受けた。

「日本のMFは、ドルトムントで何か月もプレーしていなかったにもかかわらず、スターとしてサラゴサにやって来た。ビクトール・フェルナンデス監督のチームで、上々なスタートを切ったものの、フィジカル的な問題が彼のパフォーマンスを妨げた」

【画像】香川真司&小栗旬の「素敵ツーショット」
 記事はそう綴り、「パンデミックが到来し、香川はそのレベルを改善するための努力をしたにもかかわらず、この日本人が中心選手として結果を残せず、チームは崩壊した」と指摘している。

 同メディアは、「ギリシャでも、ここで起こったのと同様に、フィジカル的な問題のためにプレーできなかった。昨シーズンはたった8試合で、今季は4試合だけで、最後のゲームは9月中旬だった」と続け、こう締めくくっている。

「この日本人選手は、またしても所属なしとなり、もう32歳。おそらく、競争力のない新天地を探さなければならないだろう」

 昨シーズンと同様に無所属となった元日本代表の10番は、果たしてどこへ向かうのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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