インカレ決勝は初優勝目指す阪南大と7度目の王座狙う駒澤大の組み合わせに! 大学日本一を懸け12月25日に激突

2021年12月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

阪南大は6年ぶり、駒澤大は3年ぶりの決勝進出

阪南大は流通経済大との接戦を制して決勝へ。写真:徳原隆元

 第70回全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)は12月18日、NACK5スタジアム大宮で準決勝を行ない、阪南大と駒澤大が25日の決勝へコマを進めた。

 準決勝第1試合は、阪南大と流通経済大が対戦。試合は0-0で前半を折り返し、迎えた71分に阪南大は松原大芽のヘディングシュートが決まり先制する。しかし流経大も73分に浦和レッズ加入内定のMF宮本優太がPKを決めて同点とし、試合は延長戦に突入。そして、延長前半5分に阪南大は奥山洋平からのクロスを津野ジュウリオ心がヘディングで沈めネットを揺らす。これが決勝点となり、阪南大が2対1で流経大に競り勝った。阪南大は準優勝した2015年大会以来、6年ぶりの決勝進出となった。
 
 一方、駒澤大は一昨季の覇者・明治大と激突。試合は前半から駒澤がペースを掴み、26分には10番土信田悠生からのパスをサガン鳥栖入団内定の荒木駿太が右足で押し込み先制。さらに32分にも桧山悠也が頭で押し込み、明治大を突き放す。後半に入り明治大が反撃を試みるが、駒澤大が凌ぐと、終盤の79分には再び土信田のアシストから宮崎鴻が決めて勝負あり。駒澤大が3対0で快勝し、3年ぶりの決勝進出を決めた。

 この結果、決勝は初優勝を目指す阪南大と15年ぶり7度目の王座を狙う駒澤大の組み合わせとなった。決勝は12月25日、NACK5スタジアム大宮で行なわれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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