「イトウに感謝しなければ」1G1Aの伊東純也を現地称賛!新監督の起用法には苦言「彼のような本物のタレントを低い位置で使うな」

2021年12月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ファンは彼に信頼を与えている」

自慢の打開力で次々にチャンスを作り出した伊東。(C)Getty Images

 現地時間12月16日に行なわれたベルギー・リーグ第19節で、伊東純也が所属するヘンクは、森岡亮太を擁するシャルルロワとホームで対戦。4‐2で公式戦10試合ぶりの白星を挙げている。

 ベルント・シュトルク体制初勝利の原動力となったのが、右ウイングで先発した伊東だ。まずは1点ビハインドで迎えた35分、ショートコーナーからパスを受けると、右足で正確なクロスを送り込み、主砲オヌアチュの同点ヘッド弾をアシストする。

 さらにその5分後、味方の鋭いクロスをGKが弾いたところに反応し、左足でシュート。今シーズンの3点目を決めてみせた。

【動画】素早い動き出しから左足の強烈ショット! 伊東純也が決めた今シーズン3点目
 1ゴール・1アシストをマークした日本代表アタッカーを現地メディアも称賛。『HLN』は、「イトウに感謝しなければならない」として、シュトルク新監督のこれまでの起用法に苦言を呈している。

「特にこの日本人はここ数週間深刻な問題を抱えていた。シュトルクと彼の最初の関係はうまくいかなかった。 新監督は(ヨーロッパリーグの)ラピド・ウィーン戦で、左サイドで起用し、ハーフタイムにベンチに追いやった。またヘント戦では、いままでプレーしたことがない右ウイングバックで起用された」

 記事は「イトウのような本物のタレントは、低い位置でプレーさせると本当に上手くいかない。ヘンクはこのゴールとアシストを経て、イトウに期待しなければなない。ファンはすでに彼に信頼を与えている」と伝えている。

 得意とする右サイドで水を得た魚のように躍動した伊東。この試合は復調のターニングポイントなるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】第13節に伊東がマークした先制ゴール

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