天皇杯準決勝の観戦者1名がコロナ陽性。19日の決勝は「東京都の方針をベースに検討」も現時点では予定通り開催の方向

2021年12月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

スタジアム内での「濃厚接触者に該当する方はいない」

12月12日の川崎対大分の一戦で、来場者1名が新型コロナウイルスの陽性判定を受けた。(C)SOCCER DIGEST

 日本サッカー協会(JFA)は12月16日、等々力陸上競技場で同12日に行なわれた第101回天皇杯の準決勝、川崎フロンターレ対大分トリニータの来場者1名から、新型コロナウイルスの陽性反応が確認されたことを公表した。

 JFAによると、「当該するお客さまは、試合当日、スタジアム入場時の検温において異常はなく、スタジアム内では常にマスクを着用されており、会話や発声はありませんでした。なお、その後、お客さまは管轄する保健所により海外からの入国した陽性者の濃厚接触者に特定され、試合観戦ののち陽性判定を受けました」とのこと。
 
 現在のところ、スタジアム内で濃厚接触者に認定された人はいないが、「来場された他のお客さまに関して、管轄する保健所より濃厚接触者に該当する方はいないとの判断をいただいておりますが、体調が優れない方や不安をお持ちの方におかれては、お近くの医療機関において検査を受けていただくようお願いいたします」と呼び掛けている。

 また、JFAの須原清貴専務理事によると、19日に国立競技場で行なわれる決勝戦の開催や、観客動員については、「国立競技場を管轄する自治体、東京都の方針をベースに検討していきたい」とし、「現時点では(無観客で行なうなど)具体的な議論はない」と明かした。

 天皇杯決勝のカードは、浦和レッズ対大分トリニータで、国立競技場で14時キックオフ予定だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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