まさに圧巻の活躍だった。

　現地時間12月15日に開催されたKNVBカップ２回戦で、堂安律が所属するPSVは同じ１部のフォルトゥナ・シッタルトとホームで対戦。２‐０の勝利を飾った。

　この試合で全２得点を叩き出したのが、右サイドハーフで先発した堂安だ。28分、元ドイツ代表のマリオ・ゲッツェからパスを受けると、右サイドをドリブルで抉り、中央へ折り返すような動きをしながら、角度のないところから左足でシュート。強烈な一撃で先制を挙げる。
【動画】ドリブルで持ち込んで強烈ショット！堂安が決めた１点目

　追加点は62分だった。ポストプレーに入ったFWヨルベ・フォルテッセンが落としたボールをエリア外で受けると、左足を一閃。敵GKの手を弾く豪快なミドルシュートを、叩き込んでみせた。

【動画】絵に画いたような連係から左足を一閃！堂安が豪快に決めた圧巻のミドル弾

　文句なしでチーム選出のマン・オブ・ザ・マッチに輝いた日本代表MFを、現地メディアも称賛している。

『FC Update』は、採点で両チームダントツの「7.5点」を与え、「ドウアンが偉大なヒーローとなった。日本のウイングが挙げた２ゴールは、PSVにとって非常に重要だった」と称賛した。

　１点目については「右サイドで守備をすり抜け、GKを打ち負かした」と伝え、鮮烈なミドル弾に関しては、つぎのように称えている。

「ドウアンはまたもや美しい強烈なシュートで名刺を手渡した。彼はGKがノーチャンスチャンスの、ハードなロングショットを放ち、２‐０とした」

　これで出場した直近５試合で４ゴールと勢いに乗っている堂安。オランダの名門で、その存在感は増すばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】「美しい！」堂安の絶妙ヒールアシスト

【PHOTO】「美人すぎる」、「セクシーすぎる」フットボーラーの妻＆恋人たち