「アーセナルからの脱出を提案」バルサが主将を剥奪された“問題児”オーバメヤン獲りか。デンべレとトレードの可能性も

2021年12月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ストライカーをひどく必要としている」

32歳の問題児オーバメヤンは、ロンドンを離れるのか。(C)Getty Images

 ピエール=エメリク・オーバメヤンのバルセロナ移籍の可能性が浮上した。

 オーバメヤンは、昨年9月にアーセナルと新契約を交わした途端に調子を崩すと、今シーズンも決定機でことごとくシュートを外し、絶不調に陥っているだけでなく、今年3月に行なわれたトッテナム戦での遅刻によるスタメン落ちに続き、今月11日のサウサンプトン戦でも規律違反を犯し、メンバー外に。14日には異例のキャプテン剥奪が宣告されていた。
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 15日のウェストハムとの大一番でも欠場が発表されており、非常に厳しい立場に置かれている32歳だが、世界屈指の名門が救いの手を差し伸べるかもしれない。英紙『The Independent』は「バルセロナが1月にオーバメヤンにアーセナルからの脱出を提案する可能性」と見出しを打ち、こう報じている。

「スペインのクラブはストライカーを『ひどく必要としている』と理解されており、理事会はこの点で、財政的な制約があるにもかかわらず、新監督シャビに譲歩する意向を持っているようだ。だが、その意欲がオーバメヤンの巨額の賃金に及ぶかどうかは、複雑な状況だ。ガボン代表は給与カットを望んでいないと言われている」
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 さらに同紙は、負傷による長期離脱もあり、直近のオサスナ戦でようやく今シーズンのリーグ戦に初先発したフランス代表FWとのトレードもあり得ると続けている。

「バルセロナの財務状況から見て、夏に契約が切れる前に、ウスマンヌ・デンベレでいくらかの金額を回収することを望むだろう。仲介者はオーバメヤンとデンベレを交換するアイデアを浮かべている。両者が週給20万ポンド(約2800万円)を超える同じ賃金帯にあるためだ。オーバメヤンは約3万ポンドから5万ポンド収入が高いとされている」

 大黒柱のリオネル・メッシを失ったバルサは今シーズン、チャンピオンズ・リーグではグループステージ敗退となり、リーグでも8位に沈む。期待の新戦力セルヒオ・アグエロは、不整脈によって離脱中で引退の可能性も取り沙汰されており、新たな得点源の確立が急務だ。アーセナルのエースは、救世主としてスペインに向かうこととなるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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