「新しいキャプテンが必要」アーセナルOBが問題行動のオーバメヤンを痛烈批判!売却には「世界中どこを探しても…」

2021年12月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「1度ならまだしも2度は無理だ」

15日のウェストハム戦でオーバメヤンの出番は訪れるのだろうか。(C)Getty Images

 アーセナルOBのポール・マーソンが、"問題児"ピエール=エメリク・オーバメヤンのキャプテン外しを進言している。英衛星放送『Sky Sports』などが12月13日に伝えた。

 11日に行なわれたサウサンプトン戦(〇3-0)で、海外渡航からチームへの合流の遅れという規律違反を起こし、メンバー外となったオーバメヤンだが、アーセナルとミケル・アルテタ監督から処分を受けたのはこれが初めてではない。今年3月のトッテナムとのノースロンドン・ダービー(〇2-1)でも、チームミーティングに遅刻したことで先発から外されていた。
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 エースであり、主将でもある32歳の度重なる問題行動に、各所から厳しい意見が寄せられるなか、アーセナルのユース出身で2度のリーグ制覇も経験した53歳の元イングランド代表MFは、「私が監督だったら、彼がキャプテンになることは絶対にありえない」と後輩を痛烈に批判している。

「1度ならまだしも2度は無理だ。いま何かを変える必要があり、誰か他の人がキャプテンにならなければならない。彼はアーセナルのキャプテンになったのだ。それは大きなことであり、ありきたりのことではない。将来有望な若い選手たちに手本を示す必要がある」
 
 ガボン代表FWは、昨年9月に新契約を交わした途端に調子を崩すと、今シーズンも決定機を外し続けるなど不調が続き、現在およそ2か月ノーゴールと、ピッチ上でも問題を抱えている。こうした惨状に放出の可能性も取り沙汰されているが、マーソンは売却は極めて困難だと考えているようだ。

「誰がこの賃金で獲得するのか?世界中どこを探してもいないだろう。それに彼の年齢もある。もし彼が27歳だったら、世界中から彼を求めて行列ができていただろうが、32歳の今は違う。アーセナルとアルテタにとっては大きな問題だ」

 6位のアーセナルは、15日に勝点2差で4位のウェストハムとの重要な一戦を控える。背番号14に名誉挽回の機会は訪れるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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