「運命とは気まぐれ」セルヒオ・ラモス、再抽選の末のマドリー戦に思い。怪我の苦悩と代表復帰への意欲も語る

2021年12月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「マドリーにどれほどの愛情を持っているかは…」

S・ラモスは、慣れ親しんだベルナベウのピッチに立てるのだろうか。(C)Getty Images

 現地時間12月13日、欧州サッカー連盟が主催するチャンピオンズ・リーグの決勝トーナメント1回戦の対戦カードを決める組み合わせ抽選会が行なわれた。その結果、パリ・サンジェルマンはマンチェスター・ユナイテッドとの顔合わせになるも、不手際があったことから異例の再抽選となり、レアル・マドリーとの対戦に変更になった。
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 パリSGでこのカードに人一倍意欲を燃やしているのが、セルヒオ・ラモスだ。英紙『The Sun』によれば、昨シーズンまでのマドリー在籍16シーズンで公式戦671試合に出場し、5度のラ・リーガ制覇、史上初の3連覇を含む4度のチャンピオンズ・リーグ優勝など、計22タイトルの獲得に貢献した35歳は、古巣との対戦に向け、こう意気込みを語っている。

「運命とは気まぐれなものだ。僕がレアル・マドリーにどれほどの愛情を持っているかは知っているだろう。だが今度はパリ・サンジェルマンを守る番であり、突破に全力を尽くす。僕に懸けてくれたチームだからね。パリSGのために死ぬ気で戦うつもりだ」
 
 ただ、S・ラモスは怪我に悩まされ続け、新天地ではいまだ1試合しか出場できていない。本人は「これまでのキャリアで経験してきたこととは違う」と、苦悩を明かしている。

「怪我はいつも自分を悩ませてきた。選手としての気持ちを取り戻すことが重要だ。何時間もの暗闇、孤独でもそれが困難を乗り越える助けになる」

 180キャップを誇るスペイン代表DFは「再びレギュラーとしてプレーしたいし、それを決めるのはルイス・エンリケ(監督)だろうね。もちろん代表チームに戻りたい」と、来年にはカタール・ワールドカップも控えるなかで代表復帰への意欲も隠さない。そのためにもまずはコンディションを回復し、2月のマドリー戦で健在ぶりを存分にアピールしたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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