「ありがとう鹿島、東京2020」NZ代表がロッカールームに残した“感謝”の言葉。中山雄太がインスタで公開【東京五輪】[2021総集編]

2021年12月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

ホワイトボードにNZ代表チームから日本代表への激励、そして感謝が

日本を苦しめたニュージーランドのイレブン。敗れた後も対戦相手を称え、スタッフに感謝を示した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 今年も残すところあと数週間。本稿では、2021年のサッカー界における名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る。今回は、東京五輪で若きサムライたちが2大会ぶりとなる準決勝進出を決めた準々決勝ニュージーランド戦の後、DF中山雄太が明らかにした"置き手紙"を公開。新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着かないなかで来日したニュージーランド代表は、対戦相手を称え、開催に携わったスタッフへの感謝を残し、スポーツマンシップを体現していたことが明らかになった。

記事初掲載:2021年8月1日

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 U-24日本代表は7月31日に行なわれた男子サッカー準々決勝で、PK戦の末にニュージーランドを破り、2大会ぶりとなる準決勝進出を決めた。

 日本中が快挙に沸くなか、対戦したニュージーランド代表の振る舞いを、中山雄太が自身のインスタグラムで公開。そのメッセージが、大きな反響を呼んでいる。

 中山は英語で「これは試合後の@_nzfootballのドレッシングルームで撮った写真です。僕はサッカー選手であるまえに人として、フットボールを通じ、深いリスペクトを表します。恐れもありますが、彼らの情熱に負けないように頑張ります」

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 写真のホワイトボードには、英語と日本語で「ありがとう鹿島、東京2020。素晴らしい時間を過ごせました。日本代表の幸運を祈っています。頑張れ!ニュージーランドフットボール」と激励と感謝が書き込まれている様子が確認できる。

 中山は上記のメッセージに続けて、このように綴っている。

「日本では多くの海外の選手が活躍しているなか、こんな風に心が温かくなるニュースを目にすることがあります。僕自身は何もしていないけれど、日本のホスピタリティーや人柄を誇りに思っています。人と人のつながりは本当に良いものだと感じました。世界がいまよりももっと温かいニュースで満たされることを願っています」

 U-24日本代表は、NZ代表、そしてこれまでに対戦したチームの想いも背負い、8月3日、準決勝でスペインと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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