川崎フロンターレのMF旗手怜央のセルティック移籍が確定的になったとの報は、現地スコットランドでも大きく報じられている。

　日本代表FW古橋亨梧が所属し、前横浜F・マリノスの指揮官アンジェ・ポステコグルーが指揮を執るスコットランドの名門は、今冬に旗手、前田大然（横浜）、井手口陽介（ガンバ大阪）の獲得が取り沙汰されている。

　そんななか、一足先に合意報道が出た川崎のマルチプレーヤーについて、元スコットランド代表監督のアレックス・マクリーシュが英メディア『Football inside』で次のように語った。

「我々が知らない選手ではあるが、ポステコグルーは、ハタテがセルティックを強化できる隠れた宝石であると考えているのだろう」
 

　セルティックの宿敵レンジャーズを率いた経験もあるベテラン指揮官は、「動画を見る限りでは分からないが、アンジェは彼の全てを知っていて、なぜ契約するのかを分かっている。彼はハタテのメンタルも理解し、我々が動画でハイライトを見る以上のことを知っているんだ」と続けている。

　さらに、「彼のテクニカルな能力とインテリジェンスを理解するには、全体を見る必要がある」と語り、ハイライト動画などでは分からないことも多いと指摘している。

　いずれにしても、スコットランドでは無名の「ハタテ」に、現地でも注目が集まっているのは間違いない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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