「あのシュートは決めないと」無人のゴールのバーを叩く!衝撃の決定機逸にポルトガル代表FWが猛省。指揮官は「忘れろ」

2021年12月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「起こりえないことだが、起こってしまった」

衝撃のミスを犯したA・シウバ。(C)Getty Images

 衝撃の決定機逸にポルトガル代表FWが猛省している。

 現地時間12月11日に開催されたブンデスリーガ第15節で、RBライプツィヒはボルシアMGとホームで対戦し、4-1の快勝を収めた。この一戦で84分まで出場し、2点目を奪ったアンドレ・シウバは、2-0で迎えた50分過ぎに痛恨のミスを犯していた。

 敵のGKヤン・ゾマーは前に飛び出しており、ゴールはがら空きの状態で、A・シウバはペナルティエリア手前でパスを受ける。あとは流し込むだけという状況に得点は確実と思われたが、諦めずに追ってきたデニス・ザカリアの決死のスライディングが目に入ったのか、ワントラップからの右足でのシュートはまさかのクロスバーを直撃。ビッグチャンスを逃してしまったのだ。

【画像】これを外すか!無人のゴールへの衝撃のシュートミスをチェック

 ポルトガル紙『Record』によれば、痛恨のミスを犯した背番号33は試合後、「苛立っている」と自身への怒りを露わにしている。
 
「あのシュートは決めなければならない。ディフェンダーが来るのが見えたけど、ボールにまだ触れると思ったんだ。起こりえないことだが、起こってしまった。申し訳ない。でもそれが次はもっとうまくやろうというモチベーションにもなっているよ」

 一方、成績不振で解任されたジェシー・マーシュの後任として、新指揮官に就任したばかりのドメニコ・テデスコはA・シウバに言葉を掛けたと明かしている。

「私が感じたのは、(シュートを打つまでに)考える時間が長すぎたということだ。アンドレには『忘れろ、次の試合はすぐに始まる』と言ったよ。彼はきっちり仕事をしていて、チャンスを得られる位置に常にいる。ストライカーがこれだけ多くのチャンスを得られるのは良い兆候だ」

 昨シーズンはフランクフルトで32試合・28ゴールを挙げ、同クラブにおけるブンデスリーガ年間最多得点記録を樹立した26歳の点取り屋は、この悔しさを発奮材料に、次の試合でもネットを揺らせるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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