「あまり重要ではないスター選手」現地紙が選ぶリバプールの放出候補に南野拓実の名も。「獲得時には期待感があったが…」

2021年12月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「マネやハーランドのような高みには…」

南野は失敗の烙印を押され、このままリバプールを去ることになるのか。(C)Getty Images

 リバプールの南野拓実が、今冬の放出候補のひとりに挙げられている。

 今夏にレンタル先のサウサンプトンから復帰した南野は、プレミアリーグでは開幕から全く出場機会を掴めなかったものの、リーグカップ2試合で3ゴールと結果を残し、10節にようやくリーグ戦初出場。以降はコンスタントに出場しているものの、出番は全て途中からで、モハメド・サラーをはじめとした強力な攻撃陣の牙城を崩すには至っていない。
【動画】冨安のタックルも間に合わず…南野が冷静に決めた今季プレミア初ゴール

 そうしたなか、英紙『Express』は「1月に退団する可能性のある4人のリバプールの選手」として、ディボック・オリギ、アレックス・オクスレイド=チェンバレン、ナサニエル・フィリップスと共に南野の名前を挙げた。

 記事は「1月の移籍市場であまり重要ではないスター選手を多数売却する可能性があり、興味を持った人たちが周辺を嗅ぎまわっている。レッズはここまで絶好調で、夏のウィンドウは静かだったため、プレミアリーグの栄光を目指して、オーナーのFSGはポケットに手を入れる可能性がある」と説明。日本代表FWの現状について、同じ元ザルツブルクのアタッカーを引き合いに、こう訴えている。
 
「2019年に契約解除金を支払ってザルツブルクからミナミノを獲得したときには、期待感があった。しかし、この26歳の選手はサディオ・マネやアーリング・ハーランドのような高みには到達しておらず、サウサンプトンへの期限付き移籍を経ても、クロップの即戦力にはなり得なかった」

 それでも同紙は「移籍金が1100万ポンド(約15億4000万円)で、買い手によってはそれ以上の金額を受け取る可能性もあるため、レッズは1月にこのアタッカーを高額な利益のために売却したいと考えるかもしれない」と、移籍市場での存在価値は高いと締めくくっている。

 ほとんどの時間をベンチで過ごす南野は、アンフィールドを離れることとなるのだろうか。来月には27歳となる日本のエースの動向に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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