現地時間12月11日に開催されたプレミアリーグ第16節で、南野拓実が所属する２位のリバプールが、レジェンドOBのジェラードが率いる11位のアストン・ビラとホームで対戦。敵将として帰還した英雄を、本拠地アンフィールドのファンは大歓声で迎えた。
【動画】古巣リバプールのファンから大歓声で迎えられたジェラード監督

　フィルミーノが故障中で、ライバルのジョッタも先発落ちとなるなか、12月７日に行なわれたチャンピオンズ・リーグのミラン戦ではインサイドハーフでスタメン入りを果たした南野もベンチスタート。CFにはオックスレイド＝チェンバレンがサプライズ起用された。

　前半から猛攻を仕掛けたリバプールは、しかし最後の局面での精度を欠き、なかなかゴールをこじ開けられない。
 

　たまらず58分にオックスレイド＝チェンバレンに替えてジョッタを投入したレッズにビッグチャンスが訪れたのは64分だった。サラーが敵DFミングスに倒されてPKを獲得。これを自らきっちり決めて、ようやく均衡を破る。

　ここから守備一辺倒だったビラに押し込まれる展開となるが、凌ぎ切ったリバプールが１‐０で勝利。苦戦を強いられながらも、プレミアリーグ５連勝とした。

　なお、マネに代わって88分から出場した南野は、アディショナルタイムも含めて約６分間で鋭いプレスをみせ、クローザーとしての役割を果たしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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