大歓声を浴びて登場の久保建英、約25分間のプレーで衝撃の「タッチ数2回」。前節の“英雄”をなぜもっと活かさない?

2021年12月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

右サイドハーフに入るもボールは左で展開

パスを要求してももらえず、久保にとってはフラストレーションが溜まる試合となった。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

 現地時間12月10日に開催されたラ・リーガ第17節で、久保建英が所属する12位のマジョルカは14位のセルタとホームで対戦。スコアレスドローに終った。

 両チームとも強風に苦しみ、なかなか攻撃の形が作れないなか、故障から復帰後3戦連続のベンチスタートとなった久保に出番がやってきたのは69分だった。

 前節のアトレティコ・マドリー戦で、後半アディショナルタイムに劇的な決勝ゴールを決めた"英雄"は、サポーターの大歓声を受けてピッチに立ち、右サイドハーフに入る。しかし、左サイドでボールが展開されることが多く、ほとんどボールに触ることができない。

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 データサイト『Whoscored.com』によれば、アディショナルタイムも含めて、約25分間プレーした日本代表MFのタッチ数は、驚きのたった「2回」。これでは違いの作りようがない。マジョルカは、リーガ王者からの金星奪取の立役者を、この試合でなぜもっと活かさなかったのか。

 パスを要求してももらえず、最後は両軍がロングボールの応酬となり、頭の上を行き来するボールを眺めるしかない姿に、大声援で送り出したホームのファンも落胆したことだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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