元韓国代表FWへの「寿司・サムライ」発言でマルセイユに罰金処分! 韓国メディアは「侮辱したスタッフの身元は明かされず」

2021年12月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

無観客で行なわれたにもかかわらず…

ソク・ヒョンジュンに向けた発言に罰金処分が下った。(C)Getty Images

 昨シーズンまで長友佑都(現FC東京)と酒井宏樹(現・浦和レッズ)がプレーしていたマルセイユのスタッフによる、差別的発言の処分が決定した。

 問題の発言があったのは、11月28日にマルセイユの本拠地オランジュ・ヴェロドロームで行なわれたリーグ・アン第15節のレンヌ戦(試合はマルセイユが1‐0で勝利)。無観客で行なわれたにもかかわらず、途中出場した敵の元韓国代表FWソク・ヒョンジュンに対し、『Amazon Prime』のマイクが、「サムライが2回ボールを奪った」「彼は寿司を作るんだろ」といった声を拾ったのだ。

 これに対し、トロワは「これらの発言は受け入れ難いものであり、多様な人種と文化が融合したスポーツであるサッカーの本質を損なうことになる。あらゆる形の人種差別や外国人排斥に強く抗議する」との声明を発表。マルセイユも「発言を断固として非難する。ソク・ヒョンジュンを全面的にサポートする」とのコメントを公表していた。

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 韓国のスポーツメディア『Sportal Korea』が10日付けのフランス紙『L’EQUIPE』が報じた内容として伝えてところによれば、「懲戒委員会によって人種差別発言が認められ、フランス・サッカー連盟がマルセイユに1万ユーロ(130万円)の罰金処分が下した」という。

 同メディアは、「ソク・ヒョンジュンに侮辱的な発言をしたスタッフの身元は明らかになっておらず、別途の処分はないことが分かった」と報じている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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