「攻撃的なスタイルの構築をめざします」FC東京がアルベル・プッチ・オルトネダ新監督の就任を正式発表!

2021年12月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「千里の道も一歩から」

昨季までの2年間、新潟で指揮を執っていたアルベル・プッチ・オルトネダ監督が、FC東京新監督に就任。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 FC東京は12月10日、2022シーズンの監督にアルベル・プッチ・オルトネダ氏が就任することが決定したことを発表した。

 同監督はクラブの公式HPで以下のようにコメント。

「FC東京ファミリーのみなさん、はじめまして。アルベル プッチ オルトネダです。このたび、FC東京ファミリーの一員に加わることができることを心から嬉しく思っています。この偉大なクラブで来シーズンからスタートするエキサイティングなプロジェクトに監督として携われることは、私にとって大変光栄なことです。

 このプロジェクトにはスポーツ、ソーシャル、ヒューマンなど、様々な側面があると私は認識しています。

 スポーツの側面においては、ボールを愛する攻撃的なスタイルの構築をめざします。常に我々が試合の主役であることをめざすスタイル、そしてボールとともに攻撃と守備を同時におこなうスタイルを追求していきます。

 ソーシャルの側面では、ファン・サポーターのみなさん、クラブスポンサーのみなさん、そしてクラブにかかわるすべての人がひとつの目標に向かって一致団結することをめざします。それはまさしく強い絆で結ばれた大家族のような集団です。

 ヒューマンの側面では、リスペクト・謙虚・努力・献身など人生における大切な価値観を社会に伝え続ける役割を担うことをめざします。

 FC東京というクラブは、世界中の人々がリスペクトしている日本という偉大な国の首都の名を冠しています。このクラブ名が示すように、FC東京がこの国を代表する存在になれるようパッションとエネルギーとともに日々精進することを誓います。
 
 どのようなプロジェクトにおいても、時間と忍耐が必要不可欠です。簡単に成功につながる道などありません。唯一存在する成功への道は、仕事と努力の道です。そして最も大切なのは、勇気を出して最初の一歩を踏み出し歩み始めることです。千里の道も一歩から。まさしく今日、我々は最初の一歩を踏み出したと言えるでしょう。

 みなさんにお会いできる日を楽しみにしています!」

 53歳のスペイン人指揮官は、2020年シーズンにアルビレックス新潟の監督として来日。1年目は11位、2年目の今季は7位でシーズンを終えた。

 ヨーロッパの名門バルセロナでの指導歴もあり、見応えあるポゼッションサッカーで手腕を発揮する新監督は首都チームをどう成長させるか。期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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